おしゃれ文字が四角になって表示される理由
空の四角はグリフが足りないという意味で、文字が壊れたわけではありません。何が起きているのか、そして何ができるのか。
あの四角の意味
空の長方形——よく「豆腐」と呼ばれます——は、端末が文字を正しく受け取ったものの、それを描けるフォントが入っていないという意味です。テキストは無傷で、欠けているのは絵だけです。
システムによっては、代わりに十六進の符号位置を入れた四角を表示します。同じ問題を、もう少し情報の多い形で見せているだけです。
端末によってここまで違う理由
フォントの収録範囲は OS ごとに、バージョンごとに、ときにはアプリごとに違います。数学用英数字ブロックは大きく、使われる機会も比較的少ないため、廉価な Android 端末や古いシステム、アプリ内蔵ブラウザーに積まれる軽量なフォントセットでは省かれがちです。
だから、あるスタイルが自分のスマホでは完璧に見えるのに、読み手の半分には四角の列として届く、ということが起こります。相手側の表示は見えませんし、遠隔から確実に検知する方法もありません。
実際に役立つこと
どこでも必ず表示されると保証できる処理は、テキスト側には存在しません。できるのは、対応の広いスタイルを選ぶことと、大事なものは普通の文字のままにしておくことです。
- 数学系のスタイルのなかでは、太字セリフと斜体セリフの対応がもっとも広いです。
- 丸囲み、四角囲み、反転四角囲みの変種は、利用できる度合いが一定しません。
- 普通の文字のまわりに装飾フレームや記号を添えるほうが、文字自体を置き換えるよりずっと安全です。
- ハンドル、リンク、価格といった要となる情報を、装飾文字だけに載せないでください。